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das ich


素性はよく分からん。今度調べとく。日本ではどのくらい知られているのかわからん(案外有名だったりして…知らぬはわたしのみとか)。気づいたところでは、ノルウェーのゴシック・メタル・バンドTheatre of Tragedyの2ndの解説にDas Ichの名前が出てきたくらいか。なんでも、Das IchのメンバーのBrunoがTheatre of Tragedyのナンバーをリミックスしたとか。メンバーはヴォーカルと作詞担当のStefan Ackermannと、キーボードと作曲担当のBruno Krammだ。このDie Prophetenしか聴いたことないので、大きな口はたたけないが、歌詞を見ると(これがいわゆる亀甲文字で書いてあって地獄のように読みづらい)、キリスト教をテーマに、といってもかなり悪魔礼賛っぽい雰囲気。ゴシックの正統的イメージか。タイトルを見ても「カインとアベル」やら「預言者」やら「神の死」やら仰々しいものが並んでいる。音に関して言えば、さきほど名前を出したTheatre of Tragedyはかなりメタルだが、Das Ichは明らかにメタルではない。インダストリアルの要素もある。室内楽的な音空間(といってもシンセだが)をバックに、重たいリズムや走り、凶凶しいヴォーカルが吠える。近作ではどうなっているのか興味はつきない。誰か聴いた人教えて。

■アルバム
image Die Propheten (1991)
ほとんどが鍵盤による音作成らしく、リズムも打ち込みのようだ。重たいリズムの上をシンセやピアノのつくる切なく胸を焦がすメロディが流れ、凶凶しいヴォーカルが呪いの言葉を吐き出していく。ってバンド紹介とおんなじこと書いているが、これしか聴いたことないのでしょうがない。聴きどころはKain und Abel(どんどこリズム、盆踊りにいいぞ)と、Die ProphetenとGottes Todあたりか。一曲目はフルートっぽい音のアルペジオから始まり、不気味かつ美しいメロディをピアノが紡いでいく。不気味さをかもしだすシンセのバッキング語るように歌うヴォーカル。スローで静か。最後に絶叫爆発だ。二曲目「カインとアベル」と軽快なリズムで、どんどこどんどこ・・・「踊れ踊れ踊れ・・・・そして死ね!」とヴォーカルが叫ぶ。中間部のフルートソロ(多分シンセ)が妖しいです。五曲目「神の死」は重たいリズムがミドルテンポで唸る。ストリング・シンセが哀愁だだよう悲しみを描き、その中を「神は死んだ!!」とリフレインだ。結構身体が動く曲が多いですよ。タンツェン、タンツェン!!

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